黄葉

26 10月 2011

 四季の移り変わりと共に新緑、深緑、紅葉と 植物は次々と葉色を変化して楽しませてくれます。

近頃だいぶ寒くなってきて秋と冬の間の空気感。。。。。落葉樹の紅葉もいっそう美しくなってきました。

紅葉ばかりがニュースになりますが、私は「黄葉」も好きです。

以前ヨーロッパを旅したとき、街並に黄葉が多かったのを思い出します。

 

 

 

  シロモジ 葉先の形に特徴があります。 

早春の黄色の小花もかわいらしいです。 

 

 

 

 

 

 

 サンゴカクモミジ 秋になると葉が黄葉になり細枝が赤く色着きます。

切花の花材としても使われます。

 

 

 

 

 

 カツラ ハート型の葉で鮮やかな黄色を演出します。

落ち葉は甘い香りを放ちます。

 

 

 

 

 

 アオハダ 新緑も黄葉も爽やかなライムイエローです。

  

 

  

 

 

 イチョウ 色づくのは遅く、黄葉のしんがりをつとめます。

 ご存知「銀杏」は秋の味覚です。

 

 

  

 

 

 

木々の黄色やオレンジ色をみると、思わず ふわ~と別の世界へ連れて行かれそう

子供たちとハート型の落ち葉を集めて散歩します。

近頃、気温も暑かったり寒かったり

そんな中、暖かみのある黄葉はいっそう美しく輝きます。

 

 


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緑を見に行こう

19 10月 2011

 某住宅工務店さんの「緑を見に行こう見学会」が開催されました。

いつもしっかりとした家づくりをされていて関心します。

そしてお庭の方も大変重視されていて、住まい手さんと共に一緒に考え、シンボルツリーなどを選定します。

  

 

 

 

 

 

  

畑をぐるぐる歩きながら緑を見て廻ります。 紅葉にはちと早かったですが皆さん熱心に植木を見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

いい家というのは、「家と人と庭」の調和がとれていて年を重ねるにしたがって良くなるものだな~とつくづく思います。

御家族と一緒に植木も成長していただきたいと思います。

  

 

 

子供は落ち葉拾いをしたり、果実をもいで遊んでいました。

 

 

 

 

 フェイジアの実

 

 

 

 


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秋の手入れ

18 10月 2011

 毎年秋になると、15年にわたってお仕事を頂いているK邸へ、庭木の手入れに伺います。

季節ごとの植木や花を楽しみにされていて、お庭を大切にされているんだな~と思います。

 

 

 

 

 

 

 

モミジも段々と色ついてきました。

 

 

 

 

 

 イロハモミジ 関東では一番、気候風土に適したモミジです。

 

 

 

 

 

 

 マルバノキ 葉がハート型でかわいらしい 赤、紫、青・・・・・7色の紅葉に変化します。

 

 

 

 

 

 

 スズランノキ 紅葉三大美樹といわれています。 透き通った紅が美しいです。

 

 

 

 

 

 

 ナツハゼ 一際強い赤さはインパクトあります。

 

 

 

 

 

 

落葉樹の四季の変化は日本の情緒を感じます。

常緑樹、針葉樹と組み合わせることによりさらに美しく輝きます。

 

そしてお客様と長いお付き合いになるのも植木屋ならではです。 お孫さんが誕生したりすると私もうれしくなります。

そんなお庭に毎年手入れに行くのも、実は楽しみだったりして。。。。。植木屋冥利に尽きます。

 

 


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備えあれば

12 10月 2011

 日々、秋らしい陽気が続きます。

本日は車のショールムの外構植栽の手直しに行ってきました。

台風15号は日本列島を直撃して東京の木々も多くのダメージを受けました。

   

 

 

 

 

 

 

 中でもコニファーなどの針葉樹は根の性質上、台風の影響で傾いているものが多いです。

スギ等の針葉樹の植林地が地くずれが多いのも、根が柔らかく地盤支持力が弱いためだと思います。

  

 

 

 鳥居丸太でしっかりとした支柱

 

 

10年に一回の台風にやられたとはいえ、またいつ来るかわかりませんから、しっかりとした支柱をする必要があります。

備えあれば憂いなし!

そして植木屋なので、目立たない、品の良い支柱をやりたいものです。

 

車はハイブリットなど日進月歩の進化をしています。 が・・・

植木屋は30年前とさほど変わらない技術をするときもあります。

でも我々の住んでいる地球では、電気仕掛けではない、その変わらない素朴な技術が必要なときもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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