梅雨も終盤になって、とても蒸し蒸してきました。
そんな時は「雨もまた楽し」・・・ しとしと雨の日の散歩も、たまには良いものです。
※近所の草っぱらに貼っていた素敵なチラシです。
西東京市の北側に位置する東大農場は農学生命科学の研究拠点であり、多くの緑は都会のオアシスとして市民から親しまれています。
私も時々子供と一緒に散歩に出かけます。
東京ドーム5個分に相当する22.2haのキャンパス
ポプラ並木が広がっていて まるで北海道でも来た気分~♪ とは言いすぎかもしれませんが
のんびりと絵画を楽しまれている方もいらっしゃいます。
最近台風や大風が多いので伐採されるポプラもあり残念。。。
我が町唯一の田んぼもあり、田園風景が楽しめます。
農機具小屋からトロッコが出てくることもあります。
乳牛舎もあり昭和30年代頃は牛乳も生産し近所で販売していたそうです。
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2003年に東大評議会が東大農場を千葉県検見川に移転計画を公表しました。
東大農場の緑を残す運動がはじまり4年間にわたる署名運動の結果
2007年東京大学から「東大農場の検見川への移転計画中止」の通達がありました。
巨大ヒメシャラ
演習林には武蔵野の雑木林の面影があります。 とは言っても武蔵野の雑木林は生活に根ざした2次林で古来より人為的な手が入っている為、原生林的な要素は少ないのです。
アカマツ、コナラ、クヌギ、ケヤキ、エゴノキ、イヌシデ、クス、モミジ、サクラなどが沢山植林されています。
地況は武蔵野台地の武蔵野段丘上に位置し、海抜60m、地形は平坦
地質は6~8mの火山灰層(関東ローム層)の上に火山灰層を母材とする腐食土の黒土が50cm~60cmの厚さで分布しています。
とゆうことは歴史的に見ると火山灰が沢山降り積もって出来た地盤なのですね。 富士山もいつかドッカーン!といくかもしれません。
私は地元で植木屋を営んでいるので、地元の土地の歴史、降り積み重なった土の歴史はとても興味があります。
そこで長年考えてた素朴な疑問があります。
我々が住んでいる地盤はだんだん大きくなっているのか?
いったい100年で何センチ積もるのか?
今度、研究員に尋ねてみようかと思います。
林の中にはいると、とてもヒンヤリとして涼しいです。
森林は現代人特有のテクノストレスを吸い取ってくれるそうです。
たまにはゆっくり絵でも描きたい気分になります。