京都 研修

20 2月 2015

立春とは名ばかりで小雪舞う東京です。

まだ寒い日が続きますが会合と研修を兼ねて京都に行ってきました。

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会議が目的なのでゆっくり私的な観光する時間はとれませんが、

せっかくなので早朝市街地散策~

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刃物屋に寄り、包丁を購入~名前を手打ちで彫っていただいたり    手打ちの包丁 日本が誇る職人技

conv0008 錦市場

錦市場は京都ならではの漬物、食材、土産など豊富 見ているだけで楽しいですね。

conv0016京都御所

数か月前から予約を取っていただき京都御所を見ることができました。

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格式高い築地塀

200519猿が辻

鬼門は凹んでいて猿が祀られています。

conv0014御池庭

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池と石組み 自然の趣を生かした日本庭園 クレーンも重機ない時代
大変な労力で造ったことでしょう。

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鴨川沿いは京都ならではの情緒がありますね。

夕食は四条河原町の料亭……と思いきや お好み焼き屋          良いお店でした。

 

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石組み

14 2月 2015

不思議と同じような仕事が続くときがあります。

大規模な石組みの現場に埼玉まで行ったりしています。

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また、別件で武蔵野の個人邸で石組作業も行いました。最近ではこういった石組みのお庭は珍しくなりました。

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conv000816tラフター

昔はチェーンブロックや三又を使って大変な作業だったことも作業機械を使うことで迅速に作業ができます。しかし石は重量物      安全に配慮しながら一つ一つ据えていきます。

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旦那様に石の向きなど見てもらい、一つ一つ据えていきます。

この石は群馬県の三波石。武蔵野は庭石が少なかったので戦後、沢山の三波石が運ばれたそうです。先代が造ったお庭に据えてあり、処分してしまうのは忍びないので新築伴って石組みを据えなおしました

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日本庭園の美しさを生み出す石組み、自然の模写という考え方があり滝に見立てたり自然の風景に見立てたり、日本庭園ならではの奥深さがあります。

丸い石は石臼、この石で昔は粉を挽いて生活していたそうです。飛び石、沓脱石も据えて完了~。 無事終わってホッとしています。

 

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冬の花

07 2月 2015

昨今は明るいカラーリーフを組み合わせるカラフルな植栽が多く、庭木の樹種も明るめに選定される世の中です。 それは、それで好きですが…                                                       冬の寒い時期に赤やピンクの花を咲かせる山茶花、椿はやはり渋い 日本的な情緒がありますね。

conv0005 椿(西王母)平井園圃場

また、花の少ない時期に長く咲き、茶花としてはなくてはならない木で中国、台湾などにも広く分布しています。この艶のある濃緑の中に花が咲くと、なんとも美しいものですが春と秋にケムシが付きやすいのが欠点で子育て中のママには嫌がられます。

ツバキは椿と書きまして春の季語、サザンカは冬の季語です。   山茶花は秋の終わりを告げて…椿は早春を連れてきてくれます。

 

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