美しい春の花の代表選手「ハナミズキ」 毎年沢山の花を付けて楽しませてくれます。

「ハナミズキ」 実はアメリカ由来に木であることをご存知ですか?

近年、梅雨になると葉の表面が白くなるウドンコ病が多々発生しています。

白く付着したウドンコ病

ハナミズキの代表的な生産地はアメリカのテネシー州で自生地はバージニア州ですがローム層の乾燥土壌で降雨量も少なくウドンコ病は少ないようです。

日本は5月~10月まで空中湿度も高く降雨量も多いことからウドンコ病が多々発生します。

防除の方法としては定期的に殺菌剤を散布して肥培管理する必要があります。

又、酸性土壌である日本では根グサレすることもあります。phを調整して土壌改良すると良いでしょう。

街路樹のハナミズキが意外と元気だったりするのは、コンクリートガラなど適当に入っている土壌でphが中和されているせいかもしれませんね。これは私の予測ですが。。。ちなみに近隣種のヤマボウシには、このようなウドンコ病はつきません。

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ハナミズキの普及の歴史は明治の終わりの頃、今から100年前の1912年に当時の東京市長の尾崎行雄氏がアメリカへサクラを贈った返礼に日本へ渡来しました。 小石川植物園には大きな原木が現存しています。

その後敗戦国に来日したマッカーサー元帥の故郷がバージニア州であったこと、街路樹として最初にアメリカ大使館前に植栽したことが始まりで多くの地域に広まったそうです。

「花水木」

日本とアメリカの友情を一層深める願いが込められていて、現在では関東地方をはじめ多くの地域で美しい花と紅葉を鑑賞することができます。

 

 

 

 

 

 

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梅雨です。

天気に左右される仕事の段取りは本当に大変なものです…なかなか予定どうりいきません。

どうぞ皆様お許しを。

そんな梅雨の貴重な晴れ間を選んで、長野県の標高1500mの別荘地へ植木の植栽や灯篭の移設に行ってまいりました。

お施主様は三鷹に住んでいた一軒屋を引き払って、マンションに引越しされ、夏は長野の別荘ですごされるとのこと

思い入れのある植木、石灯篭などを移設してきました。

 

別荘地へ行く道中、鹿に遭遇!!!    のんきに道路を横断していました。

高原の風は爽やかで湿度も少なく、庭にはイギリス庭園を思わせる西洋芝が管理され旦那様が熱心に手入れされていました。

時より降り注ぐ明るい日差し、 まるで天空の楽園~         気持ちまで爽やかな気分になります。

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ところで皆さんは山菜の「ぜんまい」と「わらび」を見分けられますか?

都会育ちの私には山菜採りはあまり馴染みがありません。せいぜい天ぷらになってるものを食べる程度

今回仕事帰りに山菜採りを教えて頂きました。

地元の人は「薇」ばかり採って「蕨」はあまり採らないそうです。

奥様に振舞っていただいた蕨の御浸しは、ほろ苦く 素敵な山の香り!

そして大地の息吹を感じる、ほろ苦さは体内も浄化してくれるそうです。

お陰で沢山の蕨のお土産も採れました。                      問題は妻が山菜料理をできるかどうか・・・?

 

自然と供に暮らすことは豊かだな・・・と今更ながら思います。

帰りには蓼科温泉という源泉掛流しの温泉で仕事の疲れを癒しました。

 

 

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