夏の記憶

30 8月 2017

ツクツクボウシの鳴き声に夏の終わりを予感します。

そろそろ夏の疲れも出る頃・・・お身体労わってお過ごしください。

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下田のわさび農家のコテージに泊まってきました。

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7年前、ジューンベリーの大株を眺めの良いデッキの傍に植えさせていただいたんです。 ジューンベリーもご家族と一緒に順調に成長していました。

 

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暑くなる前に海へ繰り出します。

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九十浜は熱帯魚もたくさん泳いで、きれいな海

いつまでもきれいな海でありますように・・・平和でありますように

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窓枠からの眺めが、まるで絵のような蕎麦屋で昼食。風が気持ち良い

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わさび農家に帰ると川遊び~

ウナギもじり。ミミズを餌にして仕掛けます。

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今年もいっぱい遊んだかー!

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子供たちは川魚獲りに夢中。

まぁ水がきれいなこと・・さすがワサビの産地は水がちがいます~

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軽トラの荷台に乗ってどこかへ行ってしまいました。

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翌日は石部海岸へ  なんかとってもアバウトなビーチ。

キャンプ場のおじさんにポンコツボートを借りて、ダイナミックな岩肌とか眺めながら沖まで出るとエンジンが止まってしまって。。。 なんとかしてエンジンをかけて岸に戻る。漂流しなくてよかったけどプチ遭難気分を味わいました。。。。たっぷり海水浴をした後は海パンで入れる露天風呂の温泉がそばにあるので体が温まります。

帰りの渋滞はハンパなかったけど・・・

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美しい下田の山と海 夏の記憶。

いつの間にか、ヒグラシも鳴きはじめました。

 

 

 

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蝉の音その2

14 8月 2017

プロヴァンス地方の布地にはセミとオリーブがモチーフになっているものが多く見かけます、土産物屋には必ず蝉の玩具やハンギングポットがたくさんありました。

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スイッチを入れると例の「ジッジッジッジッ・・・」とあまり心地よくない耳覚えのない音

フランス人と日本人とでは耳の構造が違うので聞こえ方も違うそうですが・・いったいどう聞こえているのでしょうか?

蝉の音が多いとその年の気候は温暖で農作物が豊作!

そして蝉は7年ぐらい地中に居るので、蝉がよく鳴いた年から7年前の気候は温暖だった、、、。

つまりその年のブドウの出来が良い→ワインが旨い◎

なんて話を聞きました。まぁ諸説あるかと思いますが。。。

なにはともあれ「蝉」は南仏の象徴 幸せのシンボルだそうで

蝉=バカンスを連想して皆さん地中海地方に太陽の光を浴びに行くのです。

 

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蝉の音

14 8月 2017

お盆休みに入りました。

閑けさや岩にしみいる蝉の音

西東京市も近年、宅地化が進んでいますが・・この音は昔と変わっていないので安心します。。。

ジージージとか ミーンミーンとか そろそろヒグラシも鳴いています。

以前、南仏のプロヴァンスに旅に行ったとき、蝉時雨が日本の蝉とちょっと違うので面白かったです。

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横須賀散策

11 7月 2017

横須賀在住のお客様が、もうすぐ引っ越してしまうとのことで軍港の町を案内していただきました。

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戦艦 三笠

日露戦争では東郷平八郎大将が座乗しバルチック艦隊と交戦した軍艦を見てきました。

船内も当時のまま保存されている。チーク材を使って装飾された家具や建具が黒光りしています。

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その後、どぶ板通りを散策

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IMG_1799 角打ち

ヒデヨシ商店は外国人が立ち飲みしている角打ちのリーズナブルなお店でした。

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ヴェルニー公園を散歩した後、軍港めぐりのクルーズツアー。

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フィリピンの船との衝突事故で穴の開いたイージス艦が修理中でした。

大陸間弾道ミサイルを撃ち落とす能力があるそう。。。

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潜水艦の甲板の上に整列している乗員とかも見れました。

原子力空母ロナルドレーガンが入港すると横須賀の人口は5000人ほど増え警備体制も強化されるので治安が良くなるそうです。

その後、猿島に上陸

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猿島はかつて砲台が置かれ、東京湾を守る要塞の島だったそうだ。

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フランス積のレンガ積トンネル、趣があります。

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横須賀 さまざま歴史を重ねて軍港の町として歩んでいます。

街中も賑わっていました。アメリカの食文化もたくさん味わいました。ですから私、明日から胃袋休ませます。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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小金井公園の江戸東京たてもの園「ル・コルビジェと前川國男展」に母を連れて見てきました。

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直筆のエスキースやパースの展示、幾何学的なピュリズム画、多用な表現はたくさんの日本の建築家にオマージュされていたんですね~

4年前、インドのグジュラート州にコルビジェの建築作品を巡る旅に行ってきたんです。

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繊維会館はアーメダバードにあります。

素晴らしかったです。モダン建築、屋上庭園、壁面緑化・・・

◇◇◇

コルビジェ展を観た後は母と園内散策・・・

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近頃、小さくなったな~と歩く後ろ姿に時の流れを感じます。。。いつまでも元気でいてもらいたいですね。

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前川國男邸の建築も素敵でした。

良い所ですね西東京市

カッコウも鳴く初夏の小金井公園で久しぶり母とランチを食べました。

 

 

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自然植生観察会

21 5月 2017

(一社)日本植木協会の植生観察会で大磯の高麗山まで行ってきました。

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伊豆半島の神社などの鎮守の森は暖温帯の照葉樹林や常緑広葉樹林の植物群落を見ることができます。 里山は昔から生活にから根ざした薪炭林として活用され伐採されてきたので人の手が入っていない地域の自然植生の原生林が見れる森はなかなかないそうです。

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東京農農業大学教授、鈴木伸一先生を講師にお迎えして細かい植物群落や自然植生のお話を聞きました。自然植生を調査することで、その土地の環境条件に適した安定した植物を知ることができ、森林の生態系を理解して地域の景観を構築することが大事であるとのお話。

外来種などの帰化植物が増えたことは人間による自然の撹乱であるとのこと・・

 

しかし我々植木屋はお客様の要望に応じたさまざまな植木や下草を植えたり自然植生と真逆のこともあります・・・なかなか難しい結論の出ない話です。

私は山登りをして自然の植物を見ることも好きだし、都会の植栽も好き、両方好きです。

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イノデという名のシダ類

普段、造園材料で扱わない植物もたくさん見ることができました。

IMG_1605 モクレイシ

IMG_1609 マルバウツギ

IMG_1616島崎藤村邸

山から下りて大磯駅へ帰り道、島崎藤村邸へたどり着いたので寄り道してきました。

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古びた佇まいで文豪の隠れ家という雰囲気。

庭は島崎藤村の好んだ植物や石で造ったのでしょうか。。。

伊豆半島は温暖なので晩年はこんなところでゆっくりしたいですね。

 

 

 

 

 

 

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高尾山

06 5月 2017

連休の終盤、珍しく妻と弟と甥っ子と一緒に高尾山へ行ってきました。 まぁ~天気も良くて新緑が気持ち良いです。 さすがパワースポット、緑が違います!

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本堂にお参りして護摩に願いごとを書いて焚いて。。。なかなか体験できないことですが高貴な御坊さんに普段は入れない書院も案内していただきました。

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仏教は「平和宗教」であるという話を聞いたり…

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樹齢500年の杉の一枚板を使った書院天井

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大日如来の像

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「天上天下唯我独尊」と唱えたというお釈迦様の生誕のストーリーや釈迦族の王子であったこと、「四門出遊」の話など分かりやすく聞かせていただきました。

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難行苦行の画

アバラ骨が出るほどガリガリに痩せ細って修行している釈尊に悪の化身や遊女たちが誘っています。 そして煩悩のこと、欲をむさぼる、怒り、愚痴は誰しも持っているので慎むことが大事だと。。。

涅槃や弟子たちの話、仏教の貴重な話をたくさん聞けて良かった

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本堂そばには火災の影響で傷み、治療して元気になったモミジがありました。御坊さんを紹介していただいた飯田林業さんが治療したそうです。

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説法のあとは精進料理で一杯。。。お酒もほどほどに…。 私なんぞ煩悩だらけでございますがお坊さんのお話を聞いて安心した。

何事も過ぎないこと大事ですね。

 

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ユンボー

22 4月 2017

植木畑で長年使っていた重機もだいぶガタがきて。             千葉の重機屋に中古のユンボーを下見に行きました。

駅まで車で迎えに来てもらって山の中をしばらく走ると重機屋にたどり着く

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スリランカ人の重機屋さん。「シャチョーさん、シャチョーさん、これは良いですよ」と甲高い声でおススメの重機を紹介してもらう。。。いゃ~日本語が上手なのにはホント関心しますね。メールは漢字を使って普通にやり取りしますから。

交渉の末、うちの古いユンボーを買い取ってもらい3tクラスのユンボーを購入~!

 

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帰りは駅まで送ってもらう。ローカル線 1時間に一本。待てど暮らせど電車は来ない。風が強いし小屋の中にいると地元の中学生たちの話声なんかが耳に入ってきて。たわいもない内容。。。          なんか時間が止まった様でした。

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しかたないので外に出てみるがコンビニ一つないしタクシーの運ちゃんも暇そうだ。

やっと来た電車に乗る。

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各駅停車の車窓から土手沿いに菜の花が広がっているのが見えたり、なんか一人旅みたいで良かった。

千葉の春ってきれいですね。

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愛知県植木視察

04 2月 2017

愛知県の西尾は古くは植木産地として発展した地域で、また植木流通の拠点として高度成長期には関東からもたくさんの植木が運ばれて販売されました。現在は鉢物の一大生産地だそうです。

植木協会の研修で植木畑の視察に行ってきました。

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生産者のお話では西尾は川の中州の様な土地なので土壌の成分が砂地で重いそうです。ためしに植木を担いでみましたが、まるで石みたいに重い。。。東京の植木屋の倅で良かった。

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乾くと白っぽくガチガチに固まりスコップがささらないそうです。

利点としては根が重いので植木上部の支柱をしなくても、そうそう倒れません。

別の圃場ではオリーブの畑を視察しました。

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園主のお話ではスペインをはじめヨーロッパ各地から太い原木を輸入して、吹かしなおすそうです。乾燥しやすい砂地の土地もオリーブにはあっているそうだ。

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なかには4tぐらい重量のあるオリーブもあるそうです。ダイナミックですね。

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日が暮れる頃、ご当地グルメで一杯・・ということで

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串カツはソース2度付け禁止!

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名物の土手煮

赤味噌風味の甘辛いお味 東京にはない味。旨かったっす!

 

 

 

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白川郷巡り

17 2月 2016

立春とは名ばかりで、小雪も舞っています。            世界遺産の白川郷へ行ってきました。

今では外国の観光客もたくさん訪れます。自然と共に暮らしていた昔ながらの人々の知恵を垣間見てきました。

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気温-5℃朝晩はもっと冷えるそうで針葉樹が樹氷になっています。流れの多い庄川の長いつり橋を渡ると山間の集落がありました。

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「であい橋」という名のこの橋、ツルツルに凍っていました。

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合掌造りの建物は茅葺屋根が特徴である。雪が下しやすい様に急勾配になっている。また雪の重みに耐えられるように棟木や部材は縄で結束した造りとなっている。しなったりして重みが分散できるそうだ。

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ガイドさんの話では長男が家を継ぎ、兄弟は居候という形で20人~30人が一つの屋根の下で暮らしていたそうです。タイムスリップして人々の笑い声や子供の泣き声が聞こえてきそうですね。。。      さぞ賑やかだったことでしょう。

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水路があちこちにあり清流が流れます。川魚など獲って暮らしていたのでしょうか。 雪深き山間部  田畑は限られているので山仕事などをして暮らしていたようです。民芸品も数多くあります。

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茅葺屋根のふき直しに「結」という共同作業の形態が残っています。約30年~40年に一度、村の者総出で協力して屋根を葺き替えるとのこと。豪雪地帯のこの地域でしっかりした屋根を作ることは生活する上でなにより重要なこと、また互いに協力して屋根を作ることで独特のコミニティーを形成したようです。

合掌造りの古里は現代社会が忘れかけていた何かを語りかけているようでした。

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魅力あるニッポンを世界に紹介するクールジャパンという政策があったが。。。でもこれが本当のクールジャパン。。。寒っ!                   日本って素晴らしい
今では北陸新幹線も開通して白川郷も大勢の観光客で賑わっています。

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