昨今は明るいカラーリーフを組み合わせるカラフルな植栽が多く、庭木の樹種も明るめに選定される世の中です。 それは、それで好きですが… 冬の寒い時期に赤やピンクの花を咲かせる山茶花、椿はやはり渋い 日本的な情緒がありますね。
椿(西王母)平井園圃場
また、花の少ない時期に長く咲き、茶花としてはなくてはならない木で中国、台湾などにも広く分布しています。この艶のある濃緑の中に花が咲くと、なんとも美しいものですが春と秋にケムシが付きやすいのが欠点で子育て中のママには嫌がられます。
ツバキは椿と書きまして春の季語、サザンカは冬の季語です。 山茶花は秋の終わりを告げて…椿は早春を連れてきてくれます。