日曜日 26th 10月 2014

by torumzzz

珍しい注文がありました。

「蜂屋柿」という名の柿で大きめの渋柿の木

新潟育ちの庭師がお客様のお庭に植えるそうです。

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関東ではあまり馴染みはありませんが、東北や新潟の方では昔から干し柿「あんぽ柿」の材料に使います。

 

 

 

 

 

 

 

そのままではとても食べれないこの渋柿の渋を抜く方法があります。

小皿に35度以上の強めの焼酎を注ぎ、柿の蔕の部分をちょいとつけ、蔕を上に向けてビニール袋で密封し1週間程度置きます。

すると一味違う独特のとろける様な甘さになります。

 

スプーンですくってチュルリッと頂きます。

糠漬けにしても渋が抜けて一味違った味わいが楽しめます。

個人的には固い柿が好きなんですが…

 

 

若い頃、京都に研修に行って懐石料理を食べたとき、「なんだ!デザートは柿かい↓ 」と思ったら。渋抜きした蜂屋柿が出て予想以上に美味しかった思い出があります。

外国のゲストにお出ししたら「マンゴーみたいだ」と言っていたこともありました。

色づいた柿を見ると日本の秋を実感します。。。


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