月曜日 26th 12月 2011
by torumzzz寒くなってきました。
庭の水鉢にも氷が張ってます。
今年もお庭の植物たちは沢山の花や実をつけ楽しませてくれました。 感謝!
鈴なりのダイダイ
「肥料はいつやれば良いの?」 お客様に聞かれることがあります。
一つの答えとして、お礼肥え をお勧めしています。
お礼肥えというのは花を咲かせたり実をつけた後の植物の体力を回復させる為に与える肥料のことです。
文字通り植物への「お礼」です。
お礼肥えは休眠期の寒い時期に与えることが多いですが、遅効性の有機質肥料を与えておいて、暖かくなってからゆっくりと肥料分を吸収させます。
有機質肥料は効果が聞いてくるまで時間がかかるものが多いので、寒い頃与えるのが、ちょうど良いのです。
また、花つき実つきが悪い木などにも効果あります。
この方法で10年近く花がほとんどつかなかった、お客様の庭のハナミズキの花を咲かせたことがあります。
根にあまり近すぎず、根が肥料を追い求めるような環境を作ってやることも重要です。
地面にバールなどで細い穴を開けて入れると大雨などで流れてしまう心配がありません。
肥料が強すぎるとかえって逆効果になることもあるので極力控えめに・・・・・・有機配合肥料などが無難でしょう。
そして植木の大きさによっても分量が違い、調子の悪い木に強い肥料をやるのは良くないです。
いずれにせよ木の樹性、土の土性、そして樹勢をみて経験による判断が重要です。