日曜日 5th 2月 2012
by torumzzz最近よく見かけるようになった「壁面緑化」、都心のビルや駅などの公共施設、又個人邸などでも使われ、人々に潤いを与えてくれます。
西荻駅
三鷹駅
三菱美術館
円柱の大きな柱が緑化されています。
最近はステンレス製の箱にさまざまな植物が植えられて、今までの壁面緑化ではあまり使われなかった通常平地で使われる「グランドカバー」などの下草類が多く使われています。平面の緑地をググっと垂直にした感じ。 下に落ちた水はポンプで上に運ばれます。 又、 建物への損傷も従来壁面緑化より少ないようです。
最近の壁面緑化のシステムは進化したな~と思っていました。
よくよく調べてみると「パトリック ブラン」というフランス出身のアーティスト兼植物学者の名が。。。彼の作品は植物との共生をアートとして「垂直庭園」とよばれて世界中からオファーが来るようです。 日本の壁面緑化のメーカーも彼の作品やシステムに刺激され大きく影響を受けたようです。
目白個人邸 壁面緑化の階段
平井園でもパトリック ブランの垂直庭園とまではいきませんが、ステンレスワイヤーなどをコンクリートウォールに張り巡らしてツル性植物を絡ませたりします。 壁づたいに生い茂って、実などもぶら下がり四季の変化を楽しませてくれます。
庭園樹を都会に提供する我が社ですが、都会が緑いっぱいになることによって人々の安らぎにつながれば 、嬉しいです。