月曜日 10th 2月 2014

by jun

寒空の下、造園屋さんの依頼でお寺に菩提樹を植えてきました。

菩提樹はお釈迦様にゆかりのある木として名が知られています。

お釈迦様がこの木の下で座禅を組んで真理を悟ったことから       悟りの木=菩提樹と呼ばれています。

この菩提樹、実はインドにある菩提樹とは分類的にはまったく異なる木であること…ご存知ですか?

インド菩提樹はクワ科の熱帯植物で寒さに弱いので 、中国で形が似ているシナノキ科の木を菩提樹と称したという説があります。

 インド菩提樹(クワ科)

巨大な大木で緑陰ができそうですね。 灼熱のインド、涼しい木陰の下でお釈迦様は悟りを開いたのでしょうか・・・

 菩提樹(シナノキ科)

日本で菩提樹といわれている葉の形が似ているから名づけられたもの、日本には栄西禅師が12世紀に聖木として中国の天台山から持ってきたそうで、それなりの言われもあります。

いずれにせよ聖木として珍重されており、仏教伝来の歴史を知る上でも勉強になります。 菩提樹に限らず植木にはさまざまなストーリーやエピソードがあり興味をそそられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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