水曜日 25th 5月 2011
by torumzzz本日、お客様のお庭に伺ったところ、今年もやっぱり、いましたイマシタ。。。 「チャドクガ」・・・
鈴なりにかたまって作戦会議をしています。
あっちのツバキが旨そうだ! こっちのサザンカも旨そうだ! シャラも結構いけるらしいぜ!・・・・・
なにやら聞こえてきそうです。
庭の手入や畑の樹を一年を通して見ていると、チャドクガは例年5/15 9/15前後に発生するようです。年によっては7月頃も発生したり年3回出るときもあります。
「チャドクガ」にやられると発疹や痒みがひどく熱が出るときもあります。植木屋もやられることがあります。(涙)
痒みを感じたら、患部を洗ったり、シャツを着替えてキンカンなどの虫さされ用の薬を塗ると良いです。
防除には軍団で固まっているときに捕殺したり、スプレーなどで薬剤散布して殺虫する必要があります。
そんな「チャドクガ」が大好物で植木屋泣かせの「ツバキ、サザンカ類」ですが、私は最近、歳をとったせいか椿が好きになってきました。
寒い冬や初春の花の少ない時期に、凛とした立ち姿で落ち着いた色の艶のある葉の中に美しい花を咲かせます。
茶花としても使われる日本の名木です。
生物多様性と盛んに言われている昨今、「チャドクガ」が生態系においてどのような意味があるのだろうか?・・・・・
それにしても痒い~のなんのって! たまらん・・・・・
きれいなバラにはとげがある。
きれいな椿にはケムシが宿る。
どうぞ、皆様ご注意ください。