年の瀬

29 12月 2014

今年もあっという間の一年でした。

あらためて月日の経つのは早いものだと感じます。             わが家は恒例の餅つき。

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年末押し迫って、門松の注文がありました。毎年作っていた方が辞めてしまったために急遽制作できないかとのことで・・・

昔、勤めていた会社では年末になると沢山の門松をこしらえていましたので思いだして作ってみました。

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七五三と縄を廻し梅とエビをかたどった独特の縛り方をします。

 

我が家の隣にはお宮があり,年末になると皆さんで縄を結って大根締め しめ縄を飾ります。

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神社やお正月飾りには稲わらを使った飾り付けが多々あります。

門松は歳神様が正月飾りを目印にやってきて、中に宿りその場所を清めることでお守りになるそうです。                          その年収穫した稲わらを使い歳神様を丁寧にお迎えすることによって年の豊作を願います。

日本はお米の国なんですね。

来年も良い年になりますように

 

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パース画展示

19 11月 2014

 

秋も深まってきました。

代々木上原「熊山工房」で行われる「住まいの工房」パース+アート第5回作品展にスケッチパースの展示を出します。

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場所 熊山工房/ギャラリー                            東京都渋谷区上原3-22-7 ℡03-3460-7463

日時 2014/11/23~11/30

近所にはモスクや日本民芸館,旧前田伯爵邸などもあります。           文化の香りがする代々木上原、散歩がてらお立ち寄りください。

 

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洋館めぐり

16 11月 2014

枯れ葉舞い散る日曜日の午後、森の中を散歩しています。

駒場公園には昭和4年に建築された旧前田家本邸(洋館)があり、周囲には巨木や石灯籠...歴史を感じます。

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レリーフを数多く施していて、ステンドグラス、精巧なディテール、どこかすっきりとしているたたづまい。。。

昭和の初期の日本建築の技術の高さには、ため息が出ます。

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なか廊下をへて「和館」ともつながっています。一番見たいところだったのですが只今耐震補強中とのことで休館していました。

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耳を傾けるとフルートの音が聞こえてきました。音楽会です。

木々と落ち着いた雰囲気は伯爵の時代にタイムスリップします。

ときより風が止むと自然の静寂。。。

サクラの季節にまた来ようと思ったのでした。

 

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早いもので11月も後半です。

木枯らしも吹いて朝晩寒くなってきました。           風邪っぴきさんも多いですね。

そんな中、新しく建設された大型病院へ植栽へ行ってきました。

 

植栽した樹は白いモミの木「プンゲンス ホプシー」

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20年ほど前に北海道の生産者から仕入れ平井園の圃場で剪定管理され育てられた木です。病院のシンボルツリーとして素敵な場所に嫁入りできました。

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根は地下支柱(グランドサポート)を使用して大地に固定します。

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病院の車回りに植栽されました。

クリスマスにはイルミネーションで飾られるとのこと。       楽しみです。

 

 

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植木にもいろいろなストーリーや諸説がございまして調べて見ると面白いものです。

「枇杷の木を植えると病人が増える。」という言い伝えがあります。

いずれも風説なのですが・・・。

◇理由その1◇

枇杷の木は常緑樹で大きな葉がつき大木になるので庭が薄暗くなり家屋も暗くなり、ジメジメして湿度もあがり陰気な感じになり、それが原因で病気が増えるという説

◇理由その2◇

枇杷には薬効成分があり、その昔中国ではすべての病気に使っていたほどです。そのため枇杷の葉を求めて沢山の病人が訪れるようになった。→病人が増える、という説

ちなみに我が家にもかつて家の西側に枇杷の大木がありました。西日を遮ってくれてとても良かったし、祖父も93歳まで元気で往生しました。

子供の頃は木登りして枇杷を食べて、種を飛ばして遊んでいた思い出があります。

中国では「大王薬樹」といわれ実は万病に効くというほど珍重されたそうです。

妻の作った枇杷の葉エキス

先日、ビワの木を移植を依頼されたんです。幹回り1m30㎝もある大木。このビワの木で病から癒されたそう。。マンション開発で伐採されてしまうのが偲びないので何とか生かしたいとのことでした。

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無事、群馬の牧場にひきとってもらいました。

私も近頃あちこち痛いので

本当に効くのかな? 今夜は実験的に枇杷の葉を貼ってみようかと思っています。

 

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虫の音

21 10月 2014

朝晩涼しくなってきました。

スズランの木

いち早く色づいてきたスズランの木 世界三大紅葉美樹です。

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庭先では鈴虫の声が聞こえてきます。リーン♪リーン♪と秋の夜長を楽しませてくれます。

日本人にとっては美しく聞こえる鈴虫の音

欧米人にとっては雑音に聞こえること・・・ご存知ですか?

右脳と左脳のバランスが日本人と欧米人では違うからだそうです。

 

明治23年に米国から来日した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は秋の虫の音を聞いて楽しむ日本人を見て大変驚いたそうだ。

昔から「古池や蛙飛び込む水の音~」の句の様に静けさの中にさまざまな自然の音を愛でてきた日本人ですが、西洋人は同じ音を聞いても機械音や雑音に聞こえ日本人とは聞こえ方が違うそうです。

 

プロヴァンスの蝉の玩具

数年前に旅に行った南仏プロヴァンスの土産物屋に必ず置いてある蝉の玩具は、何とも耳馴染みのない音がしました。   Z・Z・Z・・・

生まれ育った環境で聞こえる音が違うなんて面白いですね。    四季のあるわが国は音も色も食も日本ならではの感覚があります。

もしかしたら五感すべてに違いがあるのかも。。。

秋の夜長です。しばし虫の音に耳を澄まし、秋の味覚でも味わいながら季節の移ろいを感じます。

もうそんな季節になりました。。。

 

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台風と蜂の巣

10 10月 2014

今年は十数年に一度の台風の当たり年でしょうか。

巨大台風が頻繁に発生して各地で甚大な災害をもたらしています。・・ 日本はなんと自然災害が多い国なのでしょう・・・

◇◇◇

蜂が高い所に巣を作ると台風が少ない年だ。という話を聞いたことがあります。

たしかに今年は生垣やサツキの植え込みなどの低い位置に巣が多くあり、低い植え込みなどは、トリマーなどの機械で刈り込むため巣があることに気づかず、蜂に刺された植木職人が大勢いました。蜂に刺されたら、アレルギー反応など起こすこともあるので気を付けたいです。

◇◇◇

そこでふと思うのは「少し先の未来の気象を予知する感覚」をは持っているのでしょうか?

巣を作る時期は春~初夏なので、もし夏~秋の気象を蜂が予測できるのならば、それはスゴイことですね。

人間は、あらゆる生き物の中で最も進化した優秀な生き物だ、と思い込んでしまう節があるようです。

今やハイテクの時代、情報は瞬く間に広がり検索することができます。しかしながら、あの大きな火山の噴火すら正確には予測できません。

どうにもならない自然に対する畏敬の念を感じます。

10月になるのにまだまだ台風が上陸。。。

家の周りの物など整理してケガなどしない様、心がけたいです。

 

 

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すっかり秋の気配・・・耳を澄ますといろんな虫の音が合わさり  ツクツクボウシも鳴いております。

本日は商店街の植え込みプランターの移設作業に高円寺へ行ってきました。

「阿波踊り」で有名な高円寺周辺の商店街はとても活気があります。

古くからある狭い道の商店街、車の通行に支障があるため植わっているプランターのサクラを移設しました。

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人通りの多い商店街、周囲に配慮しながらクレーンを使用してのプランター撤去作業です。

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一度では運びきれないので何度も往復し、サクラを移植、その後プランターを再設置。

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ひき抜いたサクラは近所の小学校の子供農園に移植。きっと来春は花が咲くでしょう。

作業していると飲食店が多いゆえエスニックな香が漂ったりして、小腹がすいてきますね。

大型店舗が少なく個性的なお店が軒を連ねる高円寺は街が熟成していて私の好きな町のひとつである。

だいぶ涼しくなりました。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので陽気も良いので時間のあるとき、ゆっくり散歩してみたいです。

 

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真夏の植栽

20 7月 2014

梅雨もそろそろ明けそうで日に日に夏に近づいています。

本日は工務店さんの新築住宅の植栽へ東村山まで行ってきました。

樹木が入るとよりいっそう建物が映えます。

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真夏に庭木の植栽はできるの?

よく聞かれることがあります。やはり植物なので移植の適期がありまして、7月~8月はどちらかというと不向きです。

しかし建物の竣工がこの時期である、そんな場合は前もって早めの時期に根回しをすると枯れるリスクは少なくなります。

また、適度な水やり,肥培管理、幹巻などの養生も根付かせるには重要な要素です。

 

東村山は畑も多く、訪れてみて静かな環境が気に入ってしまいました。

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造り酒屋もあるんですね。

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こちらは志村けんさんがよく訪れるだんご屋だそうです。
小麦粉の地粉の食文化が昔から伝わっていてウドンや団子がおいしいです。

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焼きダンゴ、醤油を漬けて焼いて漬けて焼いてを繰り返します。

香ばしい醤油の味、そして水分をたっぷりとります。

 

日に日に暑くなってきました。

人間も植物もこれからの時期、上手な水分補給が大事です。

 

 

 

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いよいよ夏です。

クワガタ採りに夢中になって早起きして雑木林へ行った少年時代  夏の夜明けが幻想的に瞼に浮かびます。。。

スイカや梅干を食べて熱い夏に備えましょう。

平井園社長作

 

ところで今、植木畑では、カブトムシが大量発生しているのをご存知ですか?

子供の頃を思い出してみると、この辺はクワガタは採れましたがカブトムシはあまりいなかったと思います。

それがここ数年多いのです。

朝、木を蹴飛ばすとボトボト落ちてきます。

ほんの5分で50匹ぐらい採れます。

先日、街でいい値段で売っているのを見かけました。                これを少年相手に売りさばいたら結構いい商売になるやん・・・・・などと毎年思いつつ今だ実現していません。(笑)

—◇◇◇—

カブト虫の大量発生には、いくつかの要因が考えられます。

①植木の剪定ゴミが焼却処分しづらくなった為、剪定ゴミを粉砕、  チップ化して堆肥などにしてリサイクル処理するようになった。その チップ化した発生材の山がカブト虫の絶好の養殖場になっている。

②温暖化により昔使われなかった樹種(シマトネリコなど)が東京で越冬できるようになった。シマトネリコの樹皮をカブト虫は好みます。

③都会の住宅事情により雑木林が減少して、植木畑に集中して発生してしまう。

昔は「焚き火だ、焚き火だ落ち葉焚き~♪」など歌があるように庭先で平気に燃やしていました。害虫も減ってよかったんですけどね。

シマトネリコ

常緑で小葉で、どんな場所でも育つタフな木でサラサラっと風にそよぐ立ち姿は、スタイリッシュで人気があります。

原産地は九州でカブト虫が大好きな木です。

7月上旬頃から発生して8月終上旬頃はピタッといなくなります。

そして小型のカブト虫が多いようです。

これは堆肥が熱を帯びる為、早く孵化してしまうからでしょうか。

 

植木屋にとっては大切な商品を傷だらけにされて困りもののカブト虫ですが、子供たちは目を輝かせます!

子供の頃、昆虫や植物と戯れることは本当に大事なこと。        緑が少なくなっている都会では貴重な機会かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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