梅雨の曇り空 時より雨は降りますが、すごしやすい陽気が続いてます。
初夏を向かえタイサンボクの大きな花が辺りに良い香りを漂わせています。
お伝えできないのが残念~
タイサンボク リトルジェム(6/29平井園圃場)
クチナシも沢山の花をつけ良い香り。
日本クチナシ(6/29)
先日 民家の軒下にツバメの巣を発見!!


親が餌を採ってくると一斉に大きな口をあけてチーチーと騒ぎます。 生命力を感じます。
都会の何処に巣を作る材料があるのか? 餌は何処からとってくるのか? 関心します。
東京には自然が少なくなったと言われていますが、そんなことはございません。 生きている限りどこにいても自然です。
いよいよ夏に向かって葉も新緑から濃い緑に変わり、雨に濡れると光沢が美しくなってきました。
カエルもゲコゲコ鳴いています。
畑の木々たちも夏へ向かって準備しているようです。
この季節は植木屋さんは雨で予定していた仕事がずれこみ、親方は頭を悩ませます。
今日は雨で現場は泥で汚してしまうので中止だな~と思ったら午後から晴れたりします。
なんせ自然相手なもんで…
予定どおりにとは、なかなかうまくいかないものなんです。 お許しください
梅雨の気分を一転させる植物といえば、なんいっても「紫陽花」でしょう。
雨の中しっとりと色鮮やかに咲いて、とても風情があります。
紫陽花はギリシャ語では 【ハイドランジア】 「水の器」という意味だそうです。
そんな中、本日は竹垣製作の依頼があり、吉祥寺へ作業へ行ってきました。
写真は「金閣寺垣根」の製作です。
最近では竹垣は材料の調達が難易になったり、純和風の建築が少なくなったので、めっきりやる機会が少なくなりました。
それでも少し作業すれば手が思い出してくれます。
昔、厳しく指導してくれた親方には、今になって本当に感謝感謝の気持ちです。
木を移植する時期はいつが良いのですか?
よくお客様に聞かれます。
樹種によっても異なったり生育状態や大きさ、建物との位置関係など、実際樹木を見て判断する必要があり、その後の生育を左右します。
生物はいろんな要素が絡むので一概にいえません。が・・・
一般的には針葉樹、落葉樹の移植は休眠する冬期に行われるのが望ましいです。
11月頃~翌年3月の萌芽前が良いです。
常緑樹は3月~10月頃が良いですが陽射の強い真夏はさけたいです。
しかしながら移植適期ではない時でも植木の注文を頂いたりや移植をすることがあります。
そのため「根回し」と言う伝統の技があります。
貴重木などは2年かけて根回しすることもあります。
ちなみに永田町の先生方や時代劇に出てくる悪代官などが 「おぬしも なかなかの悪よのう~」・・・てな感じで「根回し」という言葉を使われることがあります。
本当の意味は悪だくみをすることではなく、先に移植予定している樹木の根を切ることによって細根を増やして活着を良くする、又古い太く老齢化した根を切ることによって樹を若返りさせる・・・そんな作業だと思います。
写真は来年出荷予定のウラシロカシの3角締めで根回しです。平井園伝統の技であります。
昔はワラを使いましたが最近では麻を多用します。
このぐらいは朝飯前に3本は掘りました。若い頃は・・・
植木の取り扱いは経験がものを言います。生き物だけに難しいとこがあります。気象条件やさまざまなことに影響を受けることもあります。

前もってプランを決めて植木を「根回し」をすることで確実な移植が出来ます。
ギリシャ神話では6月の花嫁に幸せの女神が宿るという説があるそうです。
あまり関係はありませんが平井園の畑の ジューンベリーの実もいい感じに色ずいてきました。
鳥も喜んでついばみに来ます。
何年か前、ヒッチコック映画の「鳥」のように一斉に軍団で来て食べられてしまいました。
今年こそは鳥に食べられる前に「ただちに!!」・・・収穫せねばなりません!!。 急げ!!! 友達も遊びに来たので・・・

果実だけではなくジューンベリーは花よし、実よ、し紅葉よし、と3拍子そろった庭木で1年を通して楽しめます。 そして落葉後の枝ぶりも線が綺麗で立ち姿が美しい。
生食しても良いですが、摘んだ実をレモンの絞り汁と砂糖でジャムを作ったり果実酒にします。
冷凍保存してデザートに彩りを添えても素敵

種に若干のツブツブ感はありますが手作りっぽくて、それはそれで良いと思います。
自家製のベリー。。。なんとかわいい実なのでしょう。
初夏を感じさせる甘酸っぱさに梅雨のうっとうしさも吹っ飛びます。
信州を旅したとき、デザートとしてヤマボウシの果実が出ました。
今年はヤマボウシの花つきが良いので沢山の実をつけることでしょう。
白い4弁の花を法師の頭巾に見立てヤマボウシの名があります。
昨年の夏は100年に一度の猛暑と言われるほど暑かった。 喉もと過ぎれば暑さ忘れる。。。と言う感じで今になってはすっかり忘れてしまっています。
我々人間も辛かったですが、植物も同様にきつかったと思います。
植物は暑い夏の翌年や移植などをして苦しんだり、刺激を与えると、何とか子孫を残さねば・・・と花つき実つきが良くなることがあります。
苦しみの後に喜びありといったところでしょう。 今年はヤマボウシに限らず、他の花木も同様に花つきが良い様な気がします。
また逆に過保護に毎日のように灌水してるのに花が咲かないというケースもありました。 人間の子育てにも通じる様な気がします。
紅花ヤマボウシです。品種名の「サトミ」は誰の名前なのでしょう。
「ミルキーウェイ」葉はに独特の艶があり、病害虫などに強く花つきが良いです。
ヤマボウシでは珍しい常緑品種です。小型の花を沢山つけます。秋には銅色に紅葉します。
梅雨の雨のに濡れて、しっとりと佇んでいるヤマボウシの清楚な白花は山の中でもとても良く映えます。
暑さ、寒さ、ハードな環境でも育つ丈夫な樹種です。
本日、お客様のお庭に伺ったところ、今年もやっぱり、いましたイマシタ。。。 「チャドクガ」・・・
鈴なりにかたまって作戦会議をしています。
あっちのツバキが旨そうだ! こっちのサザンカも旨そうだ! シャラも結構いけるらしいぜ!・・・・・
なにやら聞こえてきそうです。
庭の手入や畑の樹を一年を通して見ていると、チャドクガは例年5/15 9/15前後に発生するようです。年によっては7月頃も発生したり年3回出るときもあります。
「チャドクガ」にやられると発疹や痒みがひどく熱が出るときもあります。植木屋もやられることがあります。(涙)
痒みを感じたら、患部を洗ったり、シャツを着替えてキンカンなどの虫さされ用の薬を塗ると良いです。
防除には軍団で固まっているときに捕殺したり、スプレーなどで薬剤散布して殺虫する必要があります。
そんな「チャドクガ」が大好物で植木屋泣かせの「ツバキ、サザンカ類」ですが、私は最近、歳をとったせいか椿が好きになってきました。
寒い冬や初春の花の少ない時期に、凛とした立ち姿で落ち着いた色の艶のある葉の中に美しい花を咲かせます。
茶花としても使われる日本の名木です。
生物多様性と盛んに言われている昨今、「チャドクガ」が生態系においてどのような意味があるのだろうか?・・・・・
それにしても痒い~のなんのって! たまらん・・・・・
きれいなバラにはとげがある。
きれいな椿にはケムシが宿る。
どうぞ、皆様ご注意ください。
初夏です。
畑ではウグイスが美声を轟かせています。
天気が良い日などは爽やかな気分になり、町に出かけたくなります。
吉祥寺新築住宅の植栽工事に行ってきました。
有名デザイナーが手がけた、とても素敵な住宅でした。

シンボルツリーに雑木の株立ちを植えました。
そよ風にゆらぐ新緑の木漏れ日は、訪れる人々や家族を幸せな気分にさせます。
中庭のドライエリアにはノルウェーカエデ
緑陰樹のアオキ、ビンカマジョールなどを植えました。
2階のリビングからも見えるノルウェーカエデ
ちまたでは新しいエネルギー源としてソーラー発電や風力等、 エネルギーをシフトすることを模索しています。
植木屋として思うことは、いまひとつ原点に返って、緑を植え緑陰をつくり涼しい木陰、涼しい環境をととのえることが大事ないかと思うのです。
そして植物には「人々の心をいやす」という、ささやかなエネルギーを持っています。
さあ!吉祥寺へショッピングへ行こう~、そして木陰のハンモックで昼寝をしよう~♪
爽やかな五月晴れが続きます。かと思うと突然のスコールで温度が下がります。、、、、、心も体も緩みます。。。
でも,いつもの春とは何か違います。
東北の被災地や福島原発事故処理を従事されている方々のことを忘れてはなりません。
一早い終息を願います。
木の芽時は体の調子も変化します。皆様の体調はいかがでしょうか。
平井園の植木畑も新緑になり、歩いているだけで清清しいです。この時期こそ植木屋やっててよかったな~と思います。
省エネ、都市のヒートアイランド現象、co2削減が世間では話題になってます。一本でも多くの植木を植えて、環境に貢献したいです。
畑の新緑を少し紹介したいと思います。
イロハモミジ
関東の気候にもっとも適したモミジです。
ハウチワカエデ
名前の由来は葉の形状が鳥の葉で作った団扇に似ていること
ノルエーカエデ
ライムイエローの新緑が美しい
ヤマボウシ
白い星型の帽子の様な花を咲かせます。
ヒトツバタゴ
別名ナンジャモンジャ 不思議な白花を咲かせます。
まだまだ美しい新緑はいっぱいありますが紹介しきれません。
落葉樹を建物の南側、西側などに植えると夏は涼しい木陰が、冬は暖かい日差しが入ります。
省エネ対策の一環としてお庭に緑を取り入れてみませんか。
東日本大震災は東北地方に未曾有の被害をもたらしました。
TVなどで映像を見るたびに心が痛みました。
東北の方々には昔から平井園にも出稼ぎ仕事に来てもらったり、農産物、海産物、電力など東京の人々は多大なる恩恵を受けてきました。
何とか少しでも力になれないかと思い、平井園ではH23.4/10から4/13まで従業員とともに現地のボランティアへ向かいました。
現地へ着くと、あまりにも甚大な被害に言葉が出ませんでした。
大切な人を亡くした人も大勢いました。

現地のボランティアセンターに住所、案内図、作業内容などの指示を受けましたが、街が壊滅的な状態で現場に行くまで道に迷い大変苦労しました。

作業は土砂、瓦礫の撤去 悪臭、粉塵、がひどく、時より雨まじりの雪が降り想像を絶するものだった。


数キロにも及ぶゴミの山
巨大な防潮堤もこっぱ微塵 もっと頑丈なものを作っておくことが今後の課題となるでしょう。
たった3日の作業でやれるだけのことはやりましたが、もう少しできなかったかと悔いが残ります。
現地の子供たちは元気で遊ぶ姿を見ていると本当に救われます。ゴミの山から大きなツノの置物を引っ張りだして仲間と運んでいました。
現地の方々には涙ながらに感謝の言葉を頂き、思い出すと今だに胸が熱くなります。
そしてボランティアに来てた連中も本当にいい奴ばかりでした。
またいつか時間をつくって行こうと思っています。
被災地の早期の復興を願い、福島原発事故の一早い終息を願います。
そして亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。